私が好きな空

 

今日は湿った空気と鈍い明るさで目が覚めた

窓の外は曇り空

曇ってるなら少しは涼しくてもいいのに、とか思いながらスマホで時刻をチェックする

 

曇り空はあまり好きじゃないけど、晴れてるよりはいい

夏の晴れ渡った空は陽光が眩しいし、ほんの少し寂しい気分になる

いい思い出もあまりない

 

あれはいつだったか覚えてないけれど

雲が空を重くしている日に、紫陽花の咲く寺院に行ったことがある

今にも雨が降りそうな空気の中、緩い階段を昇りながら植え込みの紫陽花を眺めるのはなかなか気分が良かった

雲のせいで薄く陰のかかった紫陽花は、綺麗だけど少し神秘的で

晴れた空の下で見るよりも、ずっとずっと鮮やかだと思った

思えばこの時から曇り空を割と気に入っていたのかもしれない

 

一般的には晴天の方が好まれるけど、私は曇り空がいい

みんなの"好き"に合わせるよりも、自分の"好き"を大事にしたい

 

朝の食卓でそんなことを思いながら、私はキウイを頬張った

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詰め込まれた自分の趣味と辞典と、少しの思い出

今週のお題「本棚の中身」

 

お年玉や突然もらったまとまったお小遣い

みんなどこにしまってた?

私は漢字辞典の中に挟んでた

夢って漢字が載ってるページに挟んでケースに入れて、本棚の中にしまってた

 

私の本棚は色んなものが置いてある

ミステリー小説、スケッチブック、手芸の本、学生の頃に買った手乗りうさぎのぬいぐるみ

夢を挟んだ漢字辞典はもう無いけど、あの辞典は内容も中身もとても役に立ったよ

 

子どもの頃から部屋の隅に立ってる私の本棚は、今の私を作ってる

これからの私のために、私はまた素敵なものを探して詰め込もう

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木漏れ日の庭

 

幼い頃の話

仲良く歩く家族に木漏れ日が降り注ぐ様を見て、まるでしあわせが降ってるみたいだと思った

初夏の太陽や濃い緑の葉っぱが綺麗だった

道路から昇る湿った熱気が少し不快だった

でも一番忘れられなかったのは、楽しそうにはしゃぐ子どもとそれを見守ってる親の姿だった

 

私にとって、木漏れ日はしあわせの象徴みたいなものになった

自分には縁がないものだって目を逸らした時期もあったけど、どうしてもあの風景が忘れられない

 

この時期になるとあの木漏れ日の道をよく思い出す

庭に差す木漏れ日を楽しみながら、笑って思い出せる

 

今日はおにぎりの日らしい

 

今日からのんびりブログを始めてみる

あんまり中身の無い話が多いと思う

具のないおにぎりみたいなものだね

まあ、塩むすびも具がないけどおいしいし、気に入ってくれる人もいるといいな

 

ちなみにツナマヨおにぎりは油分多いとしっかり握れないよ

おうちでツナマヨおにぎり握るならツナの油はしっかり切ろうね